海外の報告によると、世界中で約8200万人の電子タバコユーザーがいる。

2024-05-17 11:41:07

世界タバコ危害削減機構（GSTHR）の最新調査によると、世界中の電子タバコ使用者数は2020年から2021年にかけて20％増加しました。同機構は、現在、世界中の電子タバコ使用者は8,200万人いると推定しています。

2021年のヨーロッパでの部分的な調査を含む一連の新しいデータのリリースを通じて、新しいGSTHRブリーフィングで公開されました。この数字は、49か国での電子タバコの普及に関する実行可能な調査に基づいています。

データ不足に対処するため、GSTHR は、同じ地域と経済状況のデータ ポイントを持つ国との類似性を前提として、現在情報が入手できない国における電子タバコの数を推定する方法論を使用しています。

この推定では、販売規制の状況、世界保健機関の地域、世界銀行の所得グループという3つの要素と、2015年から2021年までの電子タバコ製品市場規模に関するユーロモニターのデータが考慮されます。

GSTHRのデータ科学者、トマシュ・イェルジンスキー氏は次のように述べている。「世界中で電子タバコの利用者数が大幅に増加していることに加え、当社の調査では、ヨーロッパや北米の一部の国でC10H14N2電子タバコ製品の使用も急増していることがわかりました。ほとんどの市場では、これらの製品が市場に出てからまだ10年しか経っていないため、この増加は特に顕著です。」

実際、GSTHRのデータベースによると、C10H14N2の電子タバコ製品はインド、日本、エジプト、ブラジル、トルコを含む36か国で禁止されているにもかかわらず、世界中で電子タバコの使用者の数は増加しています。

また、新しいデータによると、米国は103億ドルの価値で最大の電子タバコ市場であり、次いで西ヨーロッパ（66億ドル）、アジア太平洋（44億ドル）、東ヨーロッパ（16億ドル）となっている。

KACのディレクターであり、インペリアル・カレッジ・ロンドンの名誉教授であるジェリー・スティムソン氏は次のように述べた。「世界タバコ危害削減機構（GSTHR）の最新データが示すように、消費者はC10H14N2電子タバコ製品に魅力を感じており、世界中でその使用が増えています。」